1989-11-30 第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第11号
ここで皆さん方の質疑をお聞きしておりますと、農業所得税、農家は税がクロヨンとかトーゴーサンだとか、サンは農家、ヨンも農家と。農家はいかにも脱税というか、農家の所得を的確に把握できないからそうなっておるのだ、こういうふうに言われておるわけでございますが、私は団体に長くおりましたので、農家の所得税というのはどうやって税務署は把握をするか。
ここで皆さん方の質疑をお聞きしておりますと、農業所得税、農家は税がクロヨンとかトーゴーサンだとか、サンは農家、ヨンも農家と。農家はいかにも脱税というか、農家の所得を的確に把握できないからそうなっておるのだ、こういうふうに言われておるわけでございますが、私は団体に長くおりましたので、農家の所得税というのはどうやって税務署は把握をするか。
それで、私、五十三年の農業所得税、税務署の方で農業所得に対するところの課税をする場合におきまして、所得標準というのを発表するわけですね、これは大臣おわかりだと思います。
――――――――――――― 二月十九日 昭和五十一年度税制改正に関する陳情書 (第二〇号) 農業所得税の課税措置に関する陳情書 ( 第二一号) 付加価値税創設反対に関する陳情書外六件 (第二二 号) キャンプ朝霞米軍基地跡地の処分方針に関する 陳情書外一件 (第二三号) は本委員会に参考送付された。
あと、四十九年分農業所得税がべらぼうなんです。大平財政というのは、農民に本当に苛斂誅求です。したがって、いま農業所得税問題で少しやりたかったのでありますが、時間がございません。端的に申し上げますと、米作地帯の農業課税のやり方は、実際は税務署で外形標準というものを決めて、標準で税金を取るのですよ。この標準が、大体三〇%に近い所得金額の増になっております。米価は確かに三十何%上がった。
この三月十五日が四十九年分の一般白申の農業所得税の申告の期限であります。この三月十五日の農業所得課税の一般白色申告者の標準、これが全国一斉に税務署から発表されておるのであります。この発表された外形標準を見ますると、一例として、これは二、三の税務署を調査をしてみた典型的な例でありますが、ほとんどそうなっておるのであります。
○阿部(昭)分科員 最初にお伺いいたしますが、昭和四十八年分の農業所得税、これはどの程度徴収されたか、お伺いいたしたいのであります。それから、今度の五十年度予算の中に、昭和四十九年分農業所得税、これの歳入の見込みをどの程度に盛っておられるか、これもお伺いしたい。
――――――――――――― 二月十二日 国有地等の管理委任事務改善に関する陳情書 (第四号) 貸金業の金利引下げに関する陳情書 (第五号) 昭和五十年度税制改正に関する陳情書外二件 (第五一号) 預貯金金利の物価スライド制創設に関する陳情 書外一件(第 五二号) 農地等の相続税軽減措置等に関する陳情書外一 件(第五三号) 農業所得税の課税措置に関する陳情書 (第 五四号)
それからまた、冷害あるいはその他の損害がひどいときは、これはおそらく農業所得税はかからぬでしょう。だから、それほどたいした問題でないという形でいままでは処理されてきたのだろうと思います。
国税庁に来ていただいておりますので、一、二点ちょっとお伺いして終わりにしますが、今回の四、五月の凍霜被害について、各養蚕農家もまた団体等も、ぜひひとつ被災農家に対する農業所得税の減免等、課税の軽減について特別の配慮をしていただきたいということが強い願望でありますが、これに対しては国税庁はどのように考えておられるか、またどのような方法があるか、ひとつ御答弁をいただきたいと思います。
そこで、国税の問題ですが、農業所得税、ことしの場合はほとんど税金はかからないだろうと思います。しかし、北海道は経営面積が大きいわけですから、全国のほんのわずかの農業所得税の大部分を占めてきているのが現状でありますだけに、かかる可能性も一部の農家にはないともいえません。
そういう点で、二年の暫定でありますだけに、この問題はもういまから当然取り組んでしかるべき問題だという感じがいたしますので、どうかそういう点で、この問題、もう少し真剣に取り組んでいただくことを期待しまして、次、農業所得税に入ります。 所得税に入ります前に一つお伺いしたいのでありますが、税制調査会のメンバーの中には農業代表というのは入っておられるのでしょうか。各界代表を入れてあるようですけれども。
――――――――――――― 二月六日 減税に関する陳情書 (第七号) 農業所得税の減税に関する陳情書 (第八号) 昭和四十五年産葉たばこ収納価格の引上げ等に 関する陳情書(第九 号) 日本専売公社茂木及び宇都宮新工場の建設促進 に関する陳情書(第 一〇号) 日本専売公社茂木工場の建設促進に関する陳情 書(第 一一号) 入場税法の一部改正に関する陳情書 (第七三号) 繊維製敷物
これは、四十三年度の所得税を見ますと、その前年に比べますと相当農業所得税が上がっておる。これは標準額というものを県単位あたりできめるのであります。いままでの標準額をきめる場合は、各郡市単位くらいで農業者の代表並びに市町村あるいは税務署の方々が集まって標準額をきめていったのが、今度は県一本で税務署の調査の結果を押しつけるような形でもって農業所得額がきめられておるようであります。
これと、いまの佐藤内閣の決定した生産者米価は、物価が毎年五%以上どんどん急激に上昇しても、あるいは全国の労働者の賃金が毎年、去年は一四%、ことしは春闘を通じて二八%、そうして日本の国の総生産あるいは国民所得が、自由諸国の中では第二位、第三位にのし上がったというような状態の中で、一体なぜ全国の農民が、農業所得税等を中心にして年額にして百何億しか納めることができないかという点であります。
○神田(大)委員 農業所得税というものは、やはり基本は申告所得税でありますから、税務署が一方的に標準額をつくってこれを押しつけるというようなことは、私は税法上遺憾だと思います。
次に、農業所得税等について。本年度農業所得税が、例年に比して非常に高額に取られたようであります。農業所得税というものについて標準課税というものをやっておりますが、この標準課税のつくり方が、税務署独特の考えのもとにつくっておるようでありますが、この点についてお答え願いたいと思います。
○安井委員 この委員会で久しぶりに質問させていただきますが、きょうは農政通の倉成政務次官が御出席でございますので、それにちなんで農業所得税、農業法人に対する課税、農業の贈与税や相続税、固定資産税、農業に関する税金に限定して若干のお尋ねをいたしたいと思います。
いずれにいたしましても、昭和三十年に農業所得税の納税人員は八十七万五千人でございましたが、現在納税人員の見込みは二十二万八千人、これが全農業者のうちの所得税を納める人の数でございます。
それから、もう昼食の時間たいへん過ぎて恐縮なんですが、あと二点、只松さんがあと一点お尋ねをすると思いますが、私のところへ秋田県能代市から詳細に書いた——大蔵委員をやっておる関係で新聞で見たんだと思いますが、農業所得税、贈与税等の取り扱いについて末端の税務署はまことにけしからぬ、そういう実は文書をもらったわけです。
農業所得税はそれをやっているのです。どういうふうにやっているかというと、肥料を幾ら使ったといっても、これだけの収量でそんな肥料を使うわけはない、証明を持っていってもなかなか認めない。ところが農業の場合には、肥料を多く入れ過ぎたために減収している場合がたくさんあるのです。このときの肥料というのは、絶対あなた方は認めないですよ。何といったって、手が足りなくて、一々見て回れない、こういうのです。
農業所得税を納めるものが二十万戸で、その何倍から税金を取るつもりなんですか。ガソリン税とはいいながら、細々とやっておる、農業所得税も納めれない何倍もの者から税金を取ろう、こういうことでしょう、計算からいうと。性質の問題でなくて、対象農家になるとそうでしょう。いま二十万戸より農家から税金を取れないのに、ガソリン税だというと四百二十万戸は取れる、こういうことになっておる。
そうすると、これを見てごらんなさい、いま農業所得税を納めているのは何軒ですか。
特に今度私、農業所得税について大蔵省の見解を尋ねましたところ、農林省の調査はどうも適切でないので、税務署が独自の調査をした結果、今年の収量は昨年よりも上回るということになったわけです。
そこで、続いてですが、本来は食管に入りたいのですけれども、農業所得税についてどんなに忠実に努力されましても、国税庁の役人というのは行き先がないのですね。今度、国家公務員法百三条の適用で営利企業に就職した人の調査をいたしました。これは百三条に基づいて国会に報告があったわけです。これを見ると、一番多いのが運輸省です。次に大蔵省なんです。
○川俣分科員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、こまかいことは国税庁長官にお尋ねをいたすことにいたしますが、私の手元にまいりました資料によりますと、ことしの水稲収穫高に対して、ことしの農業所得税の特に水稲所得水準につきましては、少し見積もりが過大であるのではないかという印象を受けるわけでございます。
基準がなければあまりにも農業所得税については不公平な結果が出てくるために、もちろんこれは申告納税ですから、標準なんというものは要らないといえば要らないようなものだけれども、大体のものさしがないと非常に不公平になるということで、あえて基準というものがつくられた。それほど農業所得税というものはむずかしいのです。ほかの場合ですと、基準なんというものはないはずなんです。